カスタムソケットとはどういうものか

ソケットは電球やそれによく似た照明用の器具を電気の回路に接続するために作られたものであり、世界の電気技術の発展に大きく貢献してきた道具の1つでもあります。日本工業規格によりその標準は定められており、ねじ込みランプソケットの名で呼ばれることも少なくありません。カスタムソケットは、その名前の通りソケットにカスタマイズ性を持たせたものといえます。カスタムソケットでは、ネジ式の口金のことをEと表記し、耐震性が必要な場面ではSという表記のものが使用されます。

国によって使用するカスタムソケットには違いがあり、例えばイギリスではスワンベースのソケットがよく使われています。カスタムソケットの中でも特に人気となっているのがQLIPタイプです。これはFPC電極面を上向きにセットする製品であり、コンタクトピンによる接触が可能となっています。摂食ピッチは0.3㎜と標準的であり、61極の極数があります。

ここから極数を80まで増やしたQLIPSと呼ばれるタイプも人気です。地面に置かずに使用したい場合にはミニクリップタイプをお勧めします。ただミニクリップタイプは挟んで使える分コンパクトな作りになっていて、極数はかなり少ないので気を付けておきましょう。中を開いて使うことが出来るクラムシェルタイプもあります。

いずれも使い勝手の良い機器ばかりではありますが、それなりにコストがかかることから、慎重な選択が求められます。

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